日本風習 ~御用納め(ごようおさめ)とは?~
御用納めって何?
1年のしめくくりとして、その年のすべての業務を終えることです。
「御用納め」は、「御用」を「納める」という意味です。
江戸時代の幕府や藩などの公務、宮中や官庁の公務のことを「御用」と言われていたことが由来となっています。
よく時代劇で「御用だ!!」と言って悪い奴を捕まえているシーンをみた事はありませんか?これは、捕り手が「官命で犯人を捕らえるぞ!」という意味があります。「御用」は、かなり昔から使われてきた言葉なのです。
御用納めは何日?
法律で、12月29日から1月3日(6日間)が休みとされています。
日本の官公庁では、行政機関の休日に関する法律で決められています。なので、12月28日が御用納めです。
また、1月4日を「御用はじめ」といいます。
※ただし12月28日が土曜日日曜日なら26日や27日が御用納めになります。
仕事納めの意味とは?御用納めとの違いとは?
「仕事納め」は、民間企業の場合に使われます。
「御用納め」は、官公庁(公務員)などの公務に携わっている場合に使われます。
※「御用納め」は、法律にありますが「仕事納め」の法律はありません。
最期に
どうでしょう。少し「御用納め」のことにつて分かりましたか?
年末は、年神様を迎える準備期間ですから掃除や正月飾り等の準備で大変でしょう。皆さん風邪に気を付けて下さいね。読んで頂いてありがとうございました。