【夏にお勧め】 ホラー漫画
皆さん、こんにちは。
夏になり、いよいよ「怖い話」が盛り上がる季節がきました。昔から怖い話が好きで、漫画や小説を読み漁っていました。
その中で、お勧めな「ホラー漫画」を4つ紹介しようと思います。
1.ゴーストハント
原作は、「十二国記シリーズ」でも有名な小説家「小野不由美」先生。
(内容)
「旧校舎にはユーレイが出る」と噂されていた。高校生の谷山麻衣は噂を確かめるため立ち入るが、ドジをして心霊調査用の機材を壊してしまう。その機材を弁償するため渋谷一也(あだ名、ナル)の助手として働くように言われ・・・。
(感想)
様々な怪事件をとおして、個性豊かな仲間との友情を深め成長や少女漫画らしい恋愛要素があり魅力的な作品です。そして、「ポルターガイスト」を科学的な視点が入ったり陰陽師の術についての描写があり、ちょっとした知識を得ることができるので面白いです。
個人的には、主人公の舞が「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」と九字切りをした場面がお気に入りでした。
2.屍鬼 (シキ)
原作は、上記と同じ「小野不由美」。
(内容)
隔絶された山村で貧血を伴う奇病に端を発し、吸血鬼(屍鬼)は蔓延していく。屍鬼たちの侵略と尾崎医師による行動によって、平穏な村はかき乱されていき。
(感想)
絵は癖があるため違和感がありました。しかし、読み進めるうちに特徴ある絵がより恐怖を駆り立てる要素になります。また、色々な視点から描かれているため、多数の人の心情を知りながら読める作品です。尾崎医師が、医学的な観点から感染経路や吸血鬼の生態を暴こうとする展開がさらに面白さを加速させます。
3.百鬼夜行抄
(内容)
不可思議な力を持っていた幻想作家・飯嶋蝸牛。その孫である飯嶋律と従姉の飯嶋司広瀬晶は祖父からの遺伝で魑魅魍魎と触れ合う能力を持つ。妖魔が原因となった心筋梗塞で命を落とした律の父・孝弘の体を借りた妖魔青嵐、庭の桜の木に住む酒好きな使い魔尾黒・尾白と生活していく中で、常人の目に映らぬ世界に住む妖怪や妖魔らと関わっていく。
(感想)
主人公が、何かできるわけでないため厄介ことに巻き込まれ行ったり怖いだけでなく不思議な話が多くホラー系が苦手でも読めそうな作品です。
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4.鉄鼠の檻
(内容)
忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女(鈴子)。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家関口らの眼前で仏弟子達が次々と無残に殺されていく、謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂も苦闘する。
(感想)
個人的には、漫画より小説のほうが登場人物の不気味さや話の怖さが伝わってくるなと思いました。「京極夏彦」の小説は、混沌とした雰囲気があるので漫画にするには難しいのでしょう。
お勧めは小説ですが、読み手によっては苦手と言われる人もいるかも。